全豪OPでの青山と柴原
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女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は17日にダブルス準々決勝が行われ、第6シードの青山修子/ 柴原瑛菜ペアは第1シードのJ・ペグラ(アメリカ)/ C・ガウフ(アメリカ)組に6-7 (5-7), 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出を逃した。

>>【動画】ガウフの強烈なストレートアタックをくらう青山<<

青山と柴原は今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)でベスト4に進出を果たしたが、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)とムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)では初戦敗退を喫していた。

今大会は1回戦でA・グアラチ(チリ)/ E・ラウトリフ(ニュージーランド)組を、2回戦でE・アレクサンドロワ/ A・ポタポヴァ組をいずれもストレートで下しベスト8に駒を進めた。

ペグラ/ ガウフ組と対戦するのは準優勝を果たした今年の全豪オープン準決勝以来で、その時は青山と柴原が6-2, 7-6 (9-7)で勝利した。

この試合の第1セット、両者2度ずつのブレークに成功しタイブレークに突入。タイブレークはミニブレークを奪い合う展開となるも最後はペグラ/ ガウフ組に5度目のミニブレークを許し青山と柴原はこのセットを失う。

続く第2セットは両者1度ずつブレークを果たし、迎えた柴原のサービスゲームとなった第10ゲーム、相手に与えた2度目のマッチポイントでガウフの強烈なストレートアタックを青山が返しきれず、青山/ 柴原ペアは1時間33分で敗れベスト4進出を逃した。

全豪オープンでの雪辱を果たしたペグラ/ ガウフ組は、準決勝で第3シードの D・クラウチェク(アメリカ)/ D・スゥース(オランダ)組と対戦する。クラウチェクとスゥースは準々決勝で加藤未唯/ U・アイケリ(ノルウェー)組をストレートで下しての勝ち上がり。