全豪OPでのメドベージェフ
画像提供:ゲッティイメージズ
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世界ランク4位のメドベージェフは今季、先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾ったものの、その後は右脚の負傷により出場を予定していた2大会を欠場。約1ヵ月ぶりの実戦となった今大会には昨年王者として出場し1回戦で同47位のA・シェフチェンコ(カザフスタン)を下し2回戦進出を決めた。
2回戦、開始からサービスゲームで安定感を欠くメドベージェフは2度のブレークを許し第1セットを先取される。それでも第2セットではサービス時のポイント獲得率を83パーセントまで向上させブレークポイントを与えず、自身は第8ゲームでブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセットもサービス時のポイント獲得率80パーセントとプレーの質を維持したメドベージェフはブレークポイントを与えず。リターンゲームでは2度のブレークを奪い、2時間で勝利した。
大会の公式サイトは勝利したメドベージェフのコメントを掲載。同日の2回戦で第5シードのU・アンベール(フランス)に敗れ8強入りを逃した世界ランク67位のマレーが引退を示唆したことについて聞かれ、同選手との思い出を明かした。
「まず第一に、彼は面白くて一緒にいて素晴らしい人。それは人生において常に素晴らしい資質だよ。僕がちょうどランキングを上げていた頃、彼がグランドスラムで優勝し、R・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)と決勝を戦っていたのを覚えている。ビッグ4だね」
「彼が引退するときは悲しいだろうね。彼はとても素晴らしい選手だから、きっと長くプレーすると思うよ。僕は彼が今年で引退するとは思っていない。ウィンブルドンは大きな大会だし、もしかしたらそこで止まってしまうかもしれない。それはまた別の話だ。彼が(テニス界に)いるまでは楽しいだろうね。いなくなったとしても、テニスの後の人生できっといい場所を見つけるだろう」
なお、勝利したメドベージェフは準々決勝で第8シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは2回戦で世界ランク87位のJ・メンシーク(チェコ)が第2セット途中で棄権したことで勝ち上がりを決めた。
同日には第2シードのA・ルブレフ、第3シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第5シードのアンベール、第7シードのA・ブブリク(カザフスタン)らが8強に駒を進めた。
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