初戦敗退となったジェン
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、第8シードのジェン・チンウェン(中国)は世界ランク49位のユアン・ユエ(中国)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。この結果、上位10シードの内6選手が大会を後にすることとなった。

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世界ランク8位で21歳のジェンは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でグランドスラム初の準優勝。その後はカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)で16強入り、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)で8強入りしていた。

シード勢は1回戦免除のため2回戦が初戦となったジェンはこの日、ファーストサービスが入ったときに61パーセントの確率でポイントを獲得するも6度のダブルフォルトを犯し4度のブレークを許す。リターンゲームでは2度のブレークしか返せず、1時間40分で力尽きた。

勝利したユアンは3回戦で世界ランク51位のC・ドールハイド(アメリカ)と対戦する。ドールハイドは2回戦で第27シードのV・アザレンカを7-5, 2-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。

ジェンの敗戦によりトップ10シードの内6選手が大会から姿を消すことに。第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)は体調不良により初戦となる2回戦を前に、第7シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)は初戦突破を果たすも3回戦を戦わずして、棄権を表明した。

その他、第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのO・ジャバー(チュニジア)、第10シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)は初戦敗退となり大会を後にしている。

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