勝利したメルテンス
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は11日にシングルス3回戦が行われ、第24シードのE・メルテンス(ベルギー)が世界ランク287位の大坂なおみを7-5, 6-4のストレートで破り、同大会初のベスト16進出を果たした。

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世界ランク28位のメルテンスが同大会に出場するのは4年連続6度目。2度の3回戦進出が最高成績となっていた。

今大会はシードのため2回戦からの出場で、2回戦では同42位のワン・シンユ(中国)をストレートで下し同大会3度目の3回戦進出を果たした。

元世界ランク1位の大坂との顔合わせとなった3回戦、メルテンスはサービスゲームでダブルフォルトを7本犯すなどし9度のブレークポイントを大坂に与えたが、要所で鋭いサービスを決め大坂のブレークを3度に抑えると、自身は5度のブレークを奪い1時間56分で同大会初の16強入りを決めた。勝利の瞬間、メルテンス陣営は涙を流して喜んだ。

オンコートインタビューでメルテンスは「少しずつ自分のリズムを見つけようとしたわ。 もちろん、重いショートボールなど彼女(大坂)は攻撃が好きだから私はディフェンスの際にたくさんのボールを返そうと努めたの。深いボールが鍵だった。なので自分のゲームにはかなり満足しているわ。実際に私は2セットで終わらせることができた」と試合を振り返った。

勝利したメルテンスは4回戦で第3シードのC・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは3回戦で同53位のL・ブロンゼッティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。

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