初戦突破を果たしたマレー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は20日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク62位のA・マレー(イギリス)が同142位のM・ベレッティーニ(イタリア)を4-6,6-3,6-4の逆転で破り、初戦を突破。同大会マッチ30勝目をあげた。

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元世界ランク1位のマレーと元世界ランク6位のベレッティーニの激突となったこの試合、マレーは第1セットを落とし追いかける展開に。しかし、第2セット中盤でベレッティーニが暑さの影響でめまいの症状を発症し、約5分間の中断を挟む。

その後プレーは再開されたものの、マレーが主導権を握る。ファイナルセットでは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得し、2時間48分で逆転勝利をあげた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。

「僕にとっては素晴らしい勝利になったね。スタートは少し僕のプレーが遅かったけど、第1セットの中盤から試合終了まで、いいプレーができたと思う。第2セットの終わりから第3セットの初めにかけて、彼(ベレッティーニ)は少し苦しんでいた。僕はそれをうまく利用して、第3セットでは素早いスタートを切れた。最後はいいサーブができたよ」

2009年と2013年の同大会王者であるマレーは2回戦で第29シードのT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためエチェベリーはこの試合が初戦となる。

同日には元世界ランク10位のD・シャポバロフ(カナダ)や世界ランク38位のM・アルナルディ(イタリア)、同80位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)らが初戦を突破した。

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