リオOPでのフォンセカ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのパラグアイ・オープン(パラグアイ/アスンシオン、クレー、ATPチャレンジャー)は22日、シングルス準々決勝が行われ、17歳で世界ランク341位のJ・フォンセカ(ブラジル)が同371位のO・ルス(ブラジル)を3-6,7-6 (7-4),6-2の逆転で破り、ベスト4進出を果たした。

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チャレンジャー大会を主戦場としているフォンセカは、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニアを制覇しており、同年11月のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)ではC・アルカラス(スペイン)やJ・シナー(イタリア)、D・メドベージェフらのヒッティングパートナーを務めた期待の逸材。

さらに、今年は男子プロテニス協会のATPが次世代を育成するため立ち上げたプログラム「ネクスト・ジェン・アクセラレーター・プログラム」によりATPチャレンジャーツアーに計8度出場することができる。

また、先月行われたリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)にはワイルドカード(主催者推薦)を受け取り出場。1回戦で第7シードのA・フィス(フランス)を破りツアー初白星を飾ると、2回戦ではC・ガリン(チリ)をストレートで退け、「ATP500」シリーズが開始された2009年以降史上2番目の若さで8強入りを果たした。

今大会も2試合に勝利すると、準々決勝では第1セットを落とした状態から第2セットのタイブレークを制しセットカウント1−1に追いつく。ファイナルセットでは3度のブレークに成功し、2時間24分の逆転劇で4強入りを決めた。

準決勝では第2シードで世界ランク161位のR・ブルチャガ(アルゼンチン)と対戦する。

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