4強入りしたメドベージェフ
画像提供:ゲッティイメージズ
>>アルカラス、シナー、メドベージェフらマイアミOP組合せ<<
2021年と2022年に8強、昨年大会はマイアミ・オープン初タイトルを獲得した世界ランク4位のメドベージェフ。今大会はディフェンディング・チャンピオンとして出場し、初戦の2回戦で同86位のM・フチョビッチ(ハンガリー)、3回戦で第30シードのC・ノリー(イギリス)、4回戦で同50位のD・ケプファー(ドイツ)を下し8強入りした。
迎えた準々決勝、メドベージェフは8本のサービスエースを決められながらも2度のブレークに成功。第2セットのタイブレークでは一時3-5とリードを許すもそこから逆転しマッチポイントを握ると、最後はジャリーのリターンがアウトになり、1時間41分で勝利した。
勝利したメドベージェフは準決勝で、同3位で第2シードのシナーと対戦する。シナーは準々決勝で同60位のT・マハーチ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
メドベージェフとシナーは過去10度対戦しており、メドベージェフから6勝4敗。昨年の同大会決勝ではメドベージェフがストレートで勝利しトロフィーを掲げた。しかし、この試合以降はシナーが4連勝。直近で対戦した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝ではシナーが2セットダウンから逆転で勝利し四大大会初優勝を果たした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのシナー戦に向けたコメントが掲載されている。
「彼(シナー)のプレーはどんどん良くなっているし、自信もある。テレビで試合をみていると、彼は窮地に陥っても何とか解決策を見つけ出す。それがチャンピオンというものだ。(次戦は)僕にとって大きな挑戦だし、100%の力を発揮できるよう頑張るよ」
準決勝は現地29日に行われる。
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