ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は日本時間5日、自身のSNSを更新し、出場予定であった7日開幕のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)を欠場すると発表した。

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37歳のナダルは今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。その後、公式戦の欠場が続いている。

それでも先月には過去11度の優勝を誇るロレックス・モンテカルロ・マスターズにプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場することが発表され、同大会で公式戦に復帰する予定となっていた。

しかし、今回ナダルは自身のインスタグラムを更新し、クレーコートで練習する動画とともに、まだプレーできる状態ではないとして同大会の欠場を発表するとともに苦しい胸の内を明かした。

2024年シーズンで現役を引退する可能性があると発言しているナダルだが、今季はまだブリスベン国際のみの出場にとどまっている。

今後は5月26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)へ向け調整が間に合うかも焦点となる。

【ナダルのコメント】

皆さん、こんにちは。僕にとって競技という観点では非常に難しい時期です。残念ながら、モンテカルロではプレーできないことをお伝えしなければなりません。身体がどうしても許してくれません。

自分にとって非常に重要なトーナメントで再びプレーし、戦いたいという強い意志を持って毎日最大限の努力をしていても、今はプレーできないというのが現実です。このような大会に出場できないことが、僕にとってどれほど辛いことかはわからないと思います。

僕にできる唯一のことは、この状況を受け入れ、事態が好転するチャンスを得るために興奮とプレーへの意欲を保ちながら、当面の未来に目を向けるよう努めることです。

いつも応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます!


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