ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は17日にシングルス2回戦が行われ、元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は第4シードのA・デ ミノー(オーストラリア)に5-7, 1-6のストレートで敗れ2回戦敗退となり、ベスト16進出とはならなかった。試合後、ナダルは5月26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)について「すべてを捧げて命を懸ける価値のある大会」だと覚悟を示した。

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37歳のナダルは今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。

その後、公式戦の欠場が続いていたが、今回プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して過去12度の優勝を誇るバルセロナ・オープンにエントリーし、約3ヵ月ぶりにツアーに復帰。1回戦では同62位のF・コボッリ(イタリア)をストレートで下して2回戦に駒を進めた。

この日の2回戦では同11位のデ ミノーと対戦。ナダルはファーストサービス時のポイント獲得率が58パーセントに留まりデ ミノーに5度のブレークを許す。ナダルは随所で好プレーをみせたものの、デ ミノーのサービスゲームを1度しか破ることができず、1時間52分で敗れた。

今季での現役引退の可能性を示唆しているナダルは試合後「少なくとも、僕はこのコートに別れを告げることができた。1週間前はこの大会に出られないと思っていたからね。だから、少なくともプレーできたし、試合を楽しめた」とコメント。

さらに、キャリアで14度の優勝を果たしている全仏オープンについては「マドリッドでさらに一歩前進できるように頑張る。そしてその次はローマで。そして、すべてを捧げて命を懸ける価値のある大会があるとすれば、それはパリだろう」とコメントし強い覚悟を示した。

ナダルは今後、4月24日開幕のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、5月8日開幕のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)、同26日開幕の全仏オープンへの出場を予定している。

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