勝利したコリンズ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第13シードのD・コリンズ(アメリカ)が予選勝者で世界ランク122位のO・ダニロヴィッチ(セルビア)を激闘の末に4-6, 6-4, 7-6 (10-8)の逆転で下し初戦突破を果たすとともに、マッチ14連勝を記録した。

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30歳で世界ランク15位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。

今季はラストシーズンとなっているが好調を維持しており、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)と今月のクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)で2週連続優勝を成し遂げた。

マッチ13連勝で迎えた今大会、シード勢は1回戦免除のため2回戦が初戦となったコリンズはこの日、第1セットを落とすも、第2セットは2度のブレークに成功し1セットオールに追いつく。

ファイナルセット、コリンズは第9ゲームでブレークを許し相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなる第10ゲームを迎えるも、この土壇場の場面でブレークバックに成功。最後はタイブレークを接戦の末にものにし、2時間43分の激闘を制した。

連勝を14に伸ばしたコリンズは3回戦で世界ランク73位のJ・クリスティアン(ルーマニア)と対戦する。クリスティアンは2回戦で第22シードのB・クレチコバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのA・サバレンカ、第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、第7シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)らも3回戦に駒を進めた。


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