勝利したシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4月30日、シングルス4回戦が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第16シードのK・ハチャノフを5-7, 6-3, 6-3の逆転で下し、同大会初のベスト8進出を果たした。シナーは準々決勝で過去2戦2敗のF・オジェ アリアシム(カナダ)と顔を合わせる。

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22歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2022年の16強となっていた。

今大会は初戦の2回戦で世界ランク52位のL・ソネゴ(イタリア)、3回戦で同72位のP・コトフをいずれもストレートで退け4回戦に駒を進めた。

迎えた4回戦、シナーは第1セットを落とし今大会初めてセットを失う。それでも第2セットでは開始から3ゲームを連取し1セットオールに追いつくと、ファイナルセットではファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い、2時間10分で初の8強入りを果たした。

勝利したシナーは準々決勝で世界ランク35位のオジェ アリアシムと対戦する。オジェ アリアシムは4回戦で第5シードのC・ルード(ノルウェー)を下しての勝ち上がり。

シナーとオジェ アリアシムは今回が3度目の対戦。2022年5月の同大会3回戦と同年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)3回戦ではいずれもオジェ アリアシムが勝利している。

シナーがオジェ アリアシムから初白星を挙げるか、オジェ アリアシムが対シナー3連勝を飾るか、注目が集まる。

同日の4回戦では第2シードのC・アルカラス(スペイン)、第3シードのD・メドベージェフらも8強入りした。


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