現地28日、フランス/パリで開催されている全仏オープンで女子シングルス1回戦が行われ、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第8シードのマリア・サッカリ(ギリシャ)を7-6(5),7-5で破るアップセットを演じた。

元トップ20選手のムチョバは現在43位。昨年の同大会2回戦でも2セットタイブレークでサッカリを下していた。両者の対戦成績はムチョバの3勝1敗だ。

WTAによると、ムチョバは「BNLイタリア国際でも成績が良かったから、クレーでの自信になったのは間違いない。練習でも調子が良かった」とコメント。また「数試合経験したのが役に立った。少し自信がある。私のドローがタフなのは分かっているし、タフな試合になるだろうと思っていた。実際にタフだった。2セットで終えることができてすごく嬉しい」と続けた。

サッカリは2年前の全仏オープンで準決勝に進出。シードで出場したグランドスラム1回戦での成績は15勝1敗だった。だが、今試合では2時間6分で苦杯を喫し、トップ10選手のうち今大会で初めてコートを去った選手となった。

26歳のムチョバは全仏オープンでは3回戦を突破したことがないが、他のグランドスラムでは勝ち進んだ経験がある。2021年の全豪オープンでは準決勝、ウィンブルドンでは2度準々決勝に進出した。

ムチョバは2回戦でナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)と対戦する。20202年の同大会で準決勝に進出したポドロスカは、同日行われた1回戦でワイルドカードのジェシカ・ポンシェ(フランス)を6-0,6-2で下した。

(コメント引用元:https://www.wtatennis.com/news/3491098/muchova-upsets-sakkari-fernandez-defeats-linette-at-roland-garros)