現地26日、アメリカ/フロリダ州マイアミで開催されているマイアミ・オープンで男子シングルス4回戦が行われ、ヤニック・シナー(イタリア)がクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-4,6-3で下し、準々決勝進出を決めた。

第2シードのシナーは、オコネルが繰り出す力強いバックハンドスライスや、早めにボールを受けて前に走るなど、幅広く難しい攻撃を乗り越え、1時間51分で同大会4度連続の準々決勝進出を果たした。

ATPによるとシナーは「今日は(現地24日の試合とは)かなり違っていた。風がさらに強く、僕は少し調整する必要があった。彼をブレークする前にもチャンスはあったから、僕は正しいことをしていたと思っている。サーブを安定させようと努めたよ。彼は何度か重要な場面でミスをしていたから、今日が鍵だったと思う」とコメントした。

シナーにとって重要だった局面は、1-3,0/30だ。昨年大会のファイナリストであるシナーは、4ポイントを連続で獲得することでダブルブレークを回避すると、その後の6ゲーム中5ゲームを獲得し、58分でセットを先取し優位に立った。

シナーは第2セット最初のサービスゲームでオコネルからブレークを奪うと勢いを増し、長引くラリーでも攻撃的なベースラインを維持してセットをリードした。

シナーは次戦で、トーマス・マハツ(チェコ)と対戦する。マハツは同日行われた4回戦でマッテオ・アルナルディ(イタリア)を 6-3,6-3で破った。

(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/sinner-oconnell-miami-2024-tuesday)