現地28日、スペイン/マドリードで開催されているムチュア・マドリード・オープンで男子シングルス3回戦が行われ、3連覇を狙うカルロス・アルカラス(スペイン)がチアゴ・ザイボチ・ヴィウチ(ブラジル)を6-3,6-3で破り、4回戦へ駒を進めた。

ATPによると、アルカラスは「すごく良いプレイができた。前腕がどうなるか分からなかったから、試合前は少し緊張していた。チアゴにはビッグショットがある。彼は本当に強い。自分のパフォーマンスには満足している。終盤は5-0から5-3でのサービスゲームと、少し難しかった。最終的に勝つことができて良かった」と述べた。

PIF ATPランキング3位のアルカラスは、第1セット第6ゲームでザイボチ・ヴィウチのフォアハンドがネットにかかった際に決定的なブレークを獲得。、第2セット序盤にザイボチ・ヴィウチがフォアハンドボレーでミスした時もブレークを奪い、主導権を握った。

グランドスラム2冠のアルカラスは、今年のBNPパリバ・オープンでもタイトルを獲得。今大会で今季2度目、キャリア6度目のATPマスターズ1000優勝を狙う。次戦の相手はヤン=レナード・シュトルフ(ドイツ)だ。シュトルフは、昨年のムチュア・マドリード・オープン決勝でアルカラスに敗れている。

アルカラスは「昨年の決勝と同じ結果になると良いね。彼のレベルは知っている。彼のゲームについては分かっているから、彼を破るならベストを尽くさなければならない。リターンに集中し、できるだけボールを入れ、ラリーを続ける」と話した。

(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/alcaraz-seyboth-wild-madrid-2024-sunday)