現地５月14日、ラーズ・ヌートバー（セントルイス・カーディナルス）は敵地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「１番・右翼」で出場。この日は「母の日」ということで、ピンクの手袋などを身に着けプレーし、６打数３安打、３得点をマーク。チームの勝利に貢献した。

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　試合中、猛打賞を記録した彼のインタビューが米放送局『ESPN』で放送された。MCに「あなたにとって母はどれだけ大切？」と尋ねられたヌートバーは、「僕はお母さんっ子でしたし、それを母も知っています。ヘアカットもしてくれた。母は僕をいつも支えてくれる存在で、僕の全てだ。そしてベストフレンドでもある」と母・久美子さんの偉大さを語った。
 　久美子さんがテレビモニター越しに生出演していることに気づいたヌートバーは、「なんで僕は感情的になっているのか分からない」と涙をぬぐった。そして「いつもありがとう、お母さん愛してる」と感謝の言葉を伝える。

　米国で世界一の野球選手へと育てた久美子さんは、「息子が日本代表としてプレーしてどんな気持ち？」と問われると、「スペシャルな気持ちでした！」とワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の金メダルに輝いた瞬間を回顧した。

構成●THE DIGEST編集部

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