現地5月16日に行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)は、7回から3番手で登板。1回1/3(32球)を投げ、被安打4、3奪三振、無死四球、2失点を記録。チームは延長12回に逆転勝利を収めた。

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 今季メジャーデビューを果たすも制球難に陥り、4月下旬から先発ローテーションを外れ、救援に回っている藤浪。この日は4対6と2点ビハインドの7回にマウンドに上がった。2者連続三振に仕留める上々の立ち上がりを見せた28歳だが、高めに浮いたスプリットを二塁打とされると、連続適時打を浴び、一挙2点を失った。
  だが、その裏に仲間が奮起し、8対8と試合を振り出しに戻した。8回にも日本の右腕がマウンドに向かった。この日3安打のケテル・マーティから三振を奪うと、次打者に投安打で出塁を許したところで降板した。

 前回のテキサス・レンジャーズ戦で移籍後初の勝利投手に輝いた背番号11は、3試合ぶりの失点で防御率を12.24と悪化させ、メジャーワースト。それでも無四球、23球のストライクを投げるなど課題の制球は徐々に改善されているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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