ナ・リーグ西地区で首位を走るロサンゼルス・ドジャースは、現地5月15日にサンフランシスコ・ジャイアンツと敵地で対戦し、1対4で敗れてカード3連勝はならなかった。
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 13連戦を戦っているドジャースはこの試合、マイナーから昇格したばかりのエリザー・ヘルナンデスが初先発。今季からドジャースの一員となった29歳右腕は負け投手となったものの、ジャイアンツ打線を相手に6回3失点と好投し、2シーズンぶりのメジャーのマウンドでしっかりとゲームを作った。

 そんななか、チーム専門サイト『Dodger Blue』は、今季のドジャースが「型破りなローテーション」を採用していると伝えた。今季は6試合ごとに「ブルペンデー」を挟んでいるとし、「MLBの基準からすれば異例の先発投手起用を行なっている」と指摘している。

 その手法が好結果につながっている。「序盤戦は多くの問題を解決する必要があり、必ずしも順風満帆ではなかった」と振り返りながらも、現状については「先発投手とブルペン陣の両方がリズムをつかみ、最近の好成績に大きく貢献している」とし、「変則ローテーション」が狙い通りの結果をもたらしていると評価した。
  新たなスタイルでシーズンに臨んでいる現状、「先発の追加休養の最大の恩恵を受けているのは、明らかにヤマモトだ。ヤマモトは日本で7シーズンを週1回の投球を続けてきた。ただ、それはドジャースがオフシーズンに獲得したもうひとりの先発投手、タイラー・グラスノーの健康管理にも役立っている」と、変則ローテーションの狙いを記している。

 加えて、投手陣では徐々に故障者の復帰もあるため、「ドジャースがこの先、先発プランをどのように進化させていくのか」と、スター投手軍団の今後の起用法に注目した。

構成●THE DIGEST編集部

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