コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、“ときめき”が止まらないと話題で、現在ナンバーナインとKADOKAWAにて連載中の人気作品「おかえり、初恋。」をピックアップ。

作者のかめみずとらさんが1月25日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには合わせて1万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事ではかめみずとらさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。

■“初恋の人”と同窓会で再会…

「山根さん…だよね?」

同窓会で声をかけてきたのは、高校時代ヤンキーでぼっち仲間だった“田口くん”。会っていなかった間で、田口くんは“爽やかイケメン”に成長していた。

実は高校時代、田口くんに恋心を抱いていた山根さんは、ドキドキしながら二人で学校を抜け出したことを思い出す。「田口くんはあの時のこと、覚えているのかな」と考えていると…

「“また”抜け出すか」と言い出した田口くん。

その後、二人はこっそり同窓会を抜け出し、田口くん行きつけのバーへと向かった...。

同窓会をきっかけに、二人の初恋が再び動き出してゆく様子を描いた本作。読者からは「王道イケメンの格好良さ」「どう考えてもタイプすぎる」「キュンキュンしてしまう」「ときめいた…」など多くのコメントが寄せられている。

■「ときめいてもらえるように…」作者・かめみずとらさんが語る創作秘話

――「おかえり、初恋。」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

最初はロールキャベツ男子(一見草食系だけれど中身は肉食系)を描きたいと思い考え始めました。社会人ものはどうかと提案があったのと、4ページ構成なのは決まっていたので1ページずつギャップを入れることを目指し、大人になってからのギャップだけでなく過去の姿も追加するような形になりました。

――本作の中で特に気に入っているシーンや注目して欲しいポイントがあれば、理由と共にお教えください。

本作では何度もその表現を使用しているのですが、過去と現在の姿が重なるところが注目して欲しいポイントです。大人になって変わってないところも変わったところも両方楽しんでいただけるのが本作の醍醐味だと思うからです。

――「ときめいた…」「何回読んでもニヤけるなぁ」など大きな反響がありましたが、コメントを読んだ時のお気持ちをお教えください。

皆様の反応でついこちらもニヤけてしまいます。細かいところまで気づいてくださったり丁寧にときめきポイントを言語化してくださる方もいて頑張って描いてよかったなという気持ちになります。

――本作では“同窓会”をきっかけに二人の恋が動き出しますが、ご自身の同窓会ではどんな思い出がありますか?

小学校の同窓会に参加したことがありますが、オールカラオケで最後まで残った5人と夜明けの道を思い出話しながらのんびり帰ったことが記憶に残っています。

――今後の展望や目標をお教えください。

より多くの人に「おかえり、初恋。」を読んでいただきたい気持ちももちろんありますが、見守ってくださっている読者の皆様に、よりときめいてもらえるように頑張りたいです。

――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いいたします。

いつも読んでいただきありがとうございます。皆様の反応が楽しみで描き続けられています。これからも2人の関係は変化していくと思いますのでその過程を楽しんでいただけたら幸いです。