コミックの映像化やドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は大和なでしこさんの漫画「寒い時の猫ってだいたいこんな感じ」を紹介する。作者である大和なでしこさんが2月18日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、7千件を超える「いいね」を寄せられるなど、飼い猫との愛らしい日常が大きな反響を呼んだ。本記事では大和なでしこさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

■寒い冬の時期、飼っている猫たちのようすは

「朝寒いなぁー…あれ?ネコ達は?」寝ている間は暖房を切っていたのか冷え切った部屋で呟く大和なでしこさん。姿の見えない猫達を気にしつつ、毛布が置かれているソファに座ってリモコンを手に取る。「暖房つけよっと」とつぶやきながらエアコンを起動させると、置かれていた毛布からニュッと這い出る猫達の姿が。そのようすを見た大和さんは、「暖房つけたらネコが起動した…」と暖房に連動して動き始める愛猫たちにつぶやくのだった。

場面が変わって、同じく寒い冬の日のこと。毛布から起き上がって来て近付いて来る愛猫を見て、「あっ起きて来た」と大和さんが猫に触れようとする。しかしここで、バチンと音を立てるほど大きな静電気が。「静電気痛ってぇ〜」と驚く大和さんより劇的な反応を示したのは、そそくさと逃げていく猫。「あの〜ちょっと…?私のせいだと思ってるでしょ?」違うよ〜、と示しても遠くからじっと見つめるばかりで、愛猫からの疑いはなかなか晴れないのだった。

同作のあるある展開の数々に、SNSでは「あるある〜〜〜!」「うちの猫も暖房付けたら顔出しにきます」「猫は変温動物説」といった声が相次いでいる。

■冬ならではのかわいらしい猫達の反応に心が温まる

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。

猫を飼っていて日常に起こるあるあるをマンガにしたいと思って描きました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

ゆるい猫の絵柄をカワイイと思ってもらえたらいいなと思って描きました。

――今回のエピソードは、すべて大和さんの実体験なのでしょうか。

全て私の実体験です。
一枚目の暖房つけたら猫が起動したは猫飼いあるあるじゃないでしょうか。

――静電気からの警戒はあるあるですが、警戒を解くためにしていることはありますか。

ちょっと時間をおくと猫の方から寄ってくるようになるので何もしないようにしています。

――「かわいいから許しちゃう」ことが多い猫たちの生活ですが、「これだけは防いでいる」ことはありますか。

保冷剤やシリカゲルや紐や輪ゴムなど口に入ると危険な物はタンスやストッカーの中などに片付けてます。
チョコレートなどのお菓子も危険なので必ず片付けています。

――今後の展望や目標をお教えください。

ラブコメ漫画をメインで描いて活動していますが今後はエッセイ漫画も定期的に描いていきたいと思っています。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

いつも私のマンガを読んで下さりありがとうございます。
コメントなどもとても元気を頂けております!
今後も面白いと思ってもらえるようなマンガを頑張って描いていきますね!