元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が4月24日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

■「サカナクション完全復活っていうライブだった」

この日も黒いTシャツ姿で登場した佐久間氏は、サカナクションの復活ライブについてのトークを展開。「日曜日にね、サカナクションのライブに行ったのよ。復活ライブ、山口(一郎)さんがご病気されてたから」と4月20日を皮切りにスタートした「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」に参戦した話をし始める。
サカナクションのライブには何度も行っているという佐久間氏は、「最初に行ったのは2010年ぐらいで、新木場・(USEN STUDIO)COASTで。それからツアーがあれば毎回ずっと。実はもうほぼ全部行ってて」と明かした。

続けて、「2017年ぐらいに山口さんとご飯を食べて。それから番組に呼んでくださったり、いろいろ交流があって」と山口とのエピソードを振り返り出す。「で、Amazon(プライム・ビデオ)で(極楽とんぼ)加藤(浩次)さんとコント番組とか作ったじゃん? そんときってもう鬱病の療養中だったのよ。だから、よくやってくださったなと思って。で、ラジオでもさ、いろんな話してくださったじゃん?」と当時、闘病中にも関わらず山口が出演してくれたことへの感謝を述べる。

「行ったのよ、幕張メッセ。で、ライブ自体はね。素晴らしかった、とてつもなかったよ」と興奮気味に語る佐久間氏は、「サカナクションのライブ元々すごいんだけど、(今回は)音響的な死角を減らすオリジナルのスピーカーをプラスしてるのと、照明もすごいのと、2年ぶりだからライブベストみたいなセトリで。もうすごかった」と絶賛。

「俺はたまたま加藤さんと一緒に行ったから、隣で観たんだけど」と状況を説明し、「加藤さんも俺もめちゃくちゃ手をあげて盛り上がりたいんだけど、お互いに意識し合って、ちょっと恥ずかしい。だから、中盤ぐらいまでは手を挙げないっていう」と言い、大声で笑う。佐久間氏は「で、途中からそんなおっさん2人でもめちゃくちゃ盛り上がっちゃうぐらい、素晴らしかった。感動的でもあったしさ、本当に完全復活ってライブで」と気恥ずかしさがどうでも良くなるくらい没頭するライブであったことを口にした。

「その後、関係者席でのご挨拶だったんだけど、席で待っててくれって言われて。でも、急に係りの人が加藤さんを呼びに来たのよ。加藤さんだけ先に行くのかな? と思ったら『佐久間さんもどうぞ』って言われて」と終演後の関係者挨拶でのエピソードも加える佐久間氏は、「関係者席の(係りの)人が加藤さんが結構先に行っちゃったから、追っかけて扉を開けようと思ったのかどうなのか分からないんだけど、走っていなくなっちゃって…。俺、結果的に巻かれちゃってさ。2万人の出口の真ん中で一人で立って待ってる状態になっちゃって」とまさかの置き去りにされて迷子になったことを豪快に笑いながらぶっちゃける佐久間氏。

携帯も繋がらず途方に暮れていたが、結局そのあとすぐに合流できたと言う佐久間氏は、「山口さんにご挨拶できたんだけど。関係者席に来るような人たちって大体車で来てるじゃない? で、俺だけなのよ電車で来てるの、多分ね」とさらに話を展開し、帰りの満員電車で起こった珍事件を楽しそうに話していた。

■「『あちこちオードリー』は徐々に違う番組になりつつある」

イチナナ限定アフタートークでは、自身が手がけるバラエティ「あちこちオードリー」(テレビ東京系)についての話題を展開。「今日ね、ちょっとだけ声が枯れてるのは『あちこちオードリー』の収録がある週だったからなんですけど」と口火を切った佐久間氏は、「オードリーが東京ドームのライブが終わって、マインドがいろいろ変わったりもしてるじゃない?」と語る。

「『あちこちオードリー』ってラジオと一緒で嘘吐けない番組だから、トークの内容もどんどん変わってきてるので、またね、徐々に違う番組になりつつある。これが番組が変わるって言うことかっていう」と続け、「やっぱ5年くらいで変わるんだよね、番組って。『ゴッドタン』(テレビ東京系)も何回も変わってんの」と同じ番組でも確実に変化していっていることを明かした。

配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「幕張帰りあるある」「フリートーク面白過ぎるw」「ほか弁食べた過ぎる…深夜の飯テロ…」等のさまざまなコメントが寄せられ、本編と共に盛り上がりを見せていた。