中盤の創造性はかなり上がるはず

エリック・テン・ハーグ就任1年目でトップ4フィニッシュを決めたマンチェスター・ユナイテッドは、来季より王者マンチェスター・シティに本格的なバトルを挑むことになる。目標はずばりリーグ制覇だ。

そのためには今夏の補強が重要となってくるが、現在はチェルシーMFメイソン・マウント獲得へ動いている。

マウントはイングランド代表メンバーにも入る実力者であり、豊富な運動量に高い得点センスも備える。テン・ハーグのスタイルにフィットするならば面白い。

英『The Sun』もマウントの加入で中盤のオプションが増えると期待をかける。

アンカーはカゼミロが不動だが、インサイドハーフにブルーノ・フェルナンデスとマウントを起用する形もある。

あるいは、マウントを右のウイングへ配し、中盤からのゲームメイクが持ち味のクリスティアン・エリクセンをブルーノ・フェルナンデスとインサイドハーフで起用するパターンもある。

同メディアは合わせてセンターフォワードにトッテナムFWハリー・ケイン、またはアタランタで売り出し中のFWラスムス・ホイルンドを獲得できれば理想的と紹介しており、その場合はブルーノ・フェルナンデスをトップ下に配した中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]も悪くない。

カゼミロ、エリクセン、マウント、ブルーノ・フェルナンデスで中盤カルテットを構成し、2トップにはマーカス・ラッシュフォード&新戦力FWのパターンだ。

マウント加入となれば攻撃の組み合わせには幅が生まれるが、新センターフォワードを含めマンU攻撃陣は夏にどう進化を遂げるのか。