PSGから熱視線

マンチェスター・ユナイテッドの所属するFWマーカス・ラッシュフォードには多くの注目が集まっていた。

キリアン・ムバッペの夏の退団が濃厚なパリ・サンジェルマン(PSG)が昨夏に続き、獲得に動くという噂も浮上しており、7500万ポンド(約142億円)もの移籍金を提示する用意する可能性があるとの報道もあった。

そんななか、ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグは昨夏に新契約を結んだラッシュフォードの移籍報道を否定し、クラブの長期計画の一人であると語った。

「我々は昨シーズン、彼を売却するつもりで4年間(新契約に)再契約したわけではない。違う。彼はこのプロジェクトに参加すべきだ。それは私たちが話す話題ではない」(英『Sky Sports』より)

ラッシュフォードは昨季30ゴール11アシストを記録し、その結果が認められてこともあり、2028年までの新契約を結んだ。新たな週給は37万5000ポンドもの金額になっていると考えられている。

昨季はまさにエースという結果を残したラッシュフォードだが、今季は公式戦34試合で7ゴール6アシストと苦戦している。今季はピッチ内外の行動で思わぬ形で注目を集めているラッシュフォード。

今のユナイテッドはラスムス・ホイルンド、アレハンドロ・ガルナチョ、コビー・メイヌーといった若手の台頭が目覚ましく、ここにラッシュフォードの昨季のようなパフォーマンスが加われば、ユナイテッドはさらに強くなることは間違いない。今季は思うように数字を残せていないが、ユナイテッドが再びタイトル争いに加わるためには、エースの復活は欠かせない。