クラブは「右ハムストリングの違和感」と報告

3月31日に行われたラ・リーガ第30節、レアル・ソシエダはアウェイでアラベスと対戦。1-0で勝利を収めた。日本代表MF久保建英は先発出場を果たしたものの、右ハムストリングの“違和感”で前半44分に負傷交代となった。

この試合では久しぶりにFWミケル・オヤルサバル、FWアンデル・バレネチェア、そして久保の3人が先発メンバーに名を連ねた。オヤルサバル、バレネチェアの負傷、久保のアジアカップの離脱もあってソシエダの“三本の矢”ともいえる強力な攻撃陣3人が先発に揃うのは2023年11月8日に行われたCL第4節、ベンフィカ戦以来114日ぶり。スペイン『MUNDO DEPORTIVO』も「約5カ月かかったが、イマノル・アルグアシル監督はお気に入りの攻撃陣を再び起用できるようになった」と期待を膨らませていた。カップ戦からも敗退し、残されたリーグ戦に向けて前線の3人が揃うのは光明となるはずだったが、ハーフタイム直前の久保建英の負傷交代でかすかに暗雲が立ち込めた。

気になるのは久保の状態だ。サン・セバスティアンの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は次節4月14日のアルメリア戦には間に合うだろうと報じているが、怪我の詳細が不明なだけに現時点では不透明と言わざるを得ないだろう。

アジアカップから中2日〜3日ペースの試合で、コンディション面を懸念する声も多かった久保。この試合での交代はあくまでも予防的措置との見方もあるが、約2週間後の試合で再び久保の姿をピッチで見られるだろうか。