現行契約は2025年

マンチェスター・ユナイテッドはDFウィリー・カンブワラ(19)に高額な新契約を準備しているようだ。英『HITC』が報じている。

2020年7月にソショーからユナイテッドのユースに加入したカンブワラは、加入後すぐに大怪我を負ってしまい、約1年の離脱。2021年にU-18のチームに復帰し、その後プロ契約を勝ち取った。

そして今シーズン、ディフェンスラインに怪我人が相次ぐチーム状況もあり、第18節のウェストハム戦でトップチームデビューを飾った。その後はなかなか出場できず、出場しても短い時間が続いたが、再び怪我人が続出したことで、直近2試合は連続で出場している。ここ数週間で大きな注目を集めている19歳は、特にリヴァプール戦のパフォーマンスを称賛されており、ユナイテッドのコーチ陣に好印象を与えているという。現行契約では2025年までとなっているカンブワラだが、同選手の新契約を優先すべきであると考えられており、クラブは長期契約をオファーする準備があるとのこと。

コビー・メイヌーやアレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンドといった若手が躍動する今シーズンのユナイテッド。ユナイテッドの未来を担う3人と現地メディアでは取り上げられているが、カンブワラもここに割ってはいるほどの才能の片鱗を見せつつある。ユナイテッドは今夏にCBの補強に動く可能性が高いため、カンブワラがすぐに主力になれるかはわからないが、今後のクラブにとっては欠かせない存在となるだろう。