FCメスでゴール量産中

3月に行われたプレイオフ決勝でギリシャ代表を撃破し、EURO2024本大会出場を決めたジョージア代表。攻撃陣では、ナポリFWクヴィチャ・クワラツヘリアが注目度No.1プレイヤーだ。昨季ナポリのスクデット獲得に貢献したクワラツヘリアをEUROの舞台で見られることを喜んでいるサッカーファンは多いはず。

ただ、ジョージアの前線で注目すべきはクワラツヘリアだけではない。フランスのリーグ・アンで奮闘しているFCメス所属FWジョージズ・ミカウタゼも頼もしい逸材なのだ。

ミカウタゼは昨季メスのエースとしてフランス2部のリーグ・ドゥで23ゴールを挙げ、2部の得点王に輝いている。チームもリーグ・アン昇格を決めることになり、昨夏にはオランダの名門アヤックスがミカウタゼを引き抜いた。

しかしアヤックスで結果を出せなかったこともあり、ミカウタぜは今冬にメスへレンタルの形で復帰。メスは昇格したばかりのリーグ・アンで残留争いに巻き込まれており、昨季のチーム得点王であるミカウタゼの力に頼りたかったのだろう。

ミカウタゼもその期待に応え、ここまでリーグ戦15試合に出場して9ゴール3アシストと大活躍。チームはリーグ戦で30ゴールしか挙げていないため、冬に戻ってきたミカウタゼがそのうちの30%ほどの得点に関与していることになる。

まだ23歳と若いことも魅力で、ミカウタゼも今夏のEUROで注目すべき選手だ。