4月23日にオープンする名古屋・栄の「新・中日ビル」の商業ゾーンが、19日、報道関係者に公開されました。TWGやブルーボトルコーヒーなど、3分の1が名古屋初出店です。 中部日本ビルディングの井戸義郎社長: 「『中日ビルで、会おう。』をメインコンセプトに掲げました。あらゆる『楽しい』の出発点として、名古屋・栄エリアに新たな賑わいをもたらす決意でございます」  地下一階の『栄めし小路』では、“賑やかなマルシェフロア”をテーマに、飲食店などが集まっています。

 昭和31年から上野や銀座などで愛されてきたカレーの名店「デリープラナーリ」が名古屋初上陸です。

 八丁味噌を使った名古屋限定の「八丁みそコルマカレー」は、本格的なスパイスカレーの味に、味噌のコクも感じる仕上がりだということです。

 ほかにも、札幌が拠点のおにぎり店「おにぎりのありんこ」や、関東を中心に19店舗を展開するラーメン店「マルチューラーメン」など、名古屋初進出の店がずらりと並んでいます。

 1階には、シンガポール発祥の高級ティーブランド「TWG」が入店しました。可愛いらしいパッケージや豊富な茶葉が、世界中の人たちに愛されています。

 180種類から好みの紅茶を選んで、50gから買うこともできます。  アメリカ発祥の「ブルーボトルコーヒー」も名古屋初進出です。

遠藤聡店長: 「ブルーボトルコーヒーは、お客さまにご注文いただいてからコーヒーを粉にひいて、それから一杯一杯手で抽出するドリップコーヒーが特徴です」  店内には、愛知県の家具メーカー「カリモク」のインテリアが並び、落ち着いた雰囲気でコーヒーを楽しめます。

 2階には、書店と喫茶店が融合した“文化を喫する”という意味の「文喫」が入っています。

 店の特徴は『有料エリア』で、フリードリンクを楽しみながら約3万冊の本を楽しめます。食事を楽しめるスペースや、ビジネスマンに嬉しい個室付きのスペースなど、好みに応じた4つの空間が用意されています。

 3階にある「starcat SAKAE FAN SQUARE」では、お酒や食事を楽しみながらスポーツ観戦ができます。8台のモニターがスポーツファンを迎え、ドラゴンズファンの新たな集いの場になりそうです。

 新・中日ビルのオープンは4月23日です。