ユーチューブチャンネル「令和の虎CHANNEL」が30日更新され、収録中に火災が発生するハプニングが起きた。

 この回では、移動式から揚げ店の事業をプレゼンした志願者が登場。その味を確かめてほしいとスタジオの片隅で、家庭用コンロでから揚げを作り始めた。虎であるFCチャンネルの林尚弘氏やユーチューバーのヒカルが舌鼓を打ち、番組は進行していたが、その間に控室に移されていた鍋から火の手が上がったのだ。

「やべえ」「早く消火器かけろ」「出た方がいい」とスタジオは煙に包まれ、撮影は中断。避難したヒカルは「緊急で動画を回しています。撮影中に火事が起きました」とリポートした。

 令和の虎を主宰する岩井良明氏と林氏は別収録で、顛末を報告。林氏は「僕が主宰する『FC版Tiger Funding』でみなさんにご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。岩井氏は「FC版も含めて令和の虎をやっている私にも責任がございます」とわびた。

 現状回復費用だけでも1億5000万円、退去費や違約金などを含めれば最大3億円程度かかる見込みで、林氏は「令和の虎の存続の危機というか、から揚げ屋さんもすべての責任は自分たちにあるというが、そのような金額をご負担いただくのは難しいと思う」と困惑の表情を浮かべた。

 岩井氏はポーカー事件や竹之内社長の降板騒動などで同チャンネルが存続危機に陥ったことを振り返り、「本当の炎上が起こってしまった。半分ギャグみたいに言っているが、まさかこんなことになるとは。令和の虎にとって、2月は鬼門。罰則規定が想像している以上なもので本当にそこまで違約金を払わないといけないのか」と話し、現在も話し合いを進めているという。