平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)のNumber_iが18日、マクドナルドのチキンマックナゲットの新テレビCMに出演することが発表された。

 3人は23日から放送される「たっぷりいこうぜ!登場」編に出演。3人そろってのテレビCMは初となる。マクドナルドのCMといえばこれまで嵐や木村拓哉が出演してきたが、故ジャニー喜多川氏の一連の騒動以降、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)のタレントは一気に姿を消した。取って代わったのが岡田准一、赤西仁、そして今回のNumber_iの〝辞めジャニ〟たちというわけだ。

 これに旧ジャニーズのファンからは「もうマック買わない」「旧ジャニーズはだめなのに元ジャニーズはいいんだ」と反発の声も。「さよならマクドナルド」のハッシュタグをつけて拡散する動きも見られた。ある広告代理店関係者の話。

「マクドナルドのような外資系企業が旧ジャニーズの問題を日本よりも重く受け止めているということ。イギリスのBBCが2回目の特集を報じましたし、まだまだ問題は続いている。新会社のSTARTO ENTERTAINMENTと旧ジャニーズ事務所は別の会社だといっても、ファンクラブの分社化や音楽原盤権等の版権の整理・振り分け作業はまだ終わっていませんからね」

 CMだけではない。NHKも17日の定例会見で、STARTO社のタレントとの新規契約を現時点で行わないことを明らかにしている。新会社が完全独立を成し遂げるのに時間がかかればかかるほど、退所者が続くおそれがある。

「テレビ番組に思うように出られず、CMも取れないとなれば新会社にいる意味がなくなりますからね。辞めればCMやテレビに出られるのなら、タレントはどんどん辞めていきますよ」(芸能関係者)

 STARTO社は難しいかじ取りを強いられそうだ。