ドジャース大谷翔平(29)の日本人本塁打記録の更新は海外でも大きく報じられている。21日(日本時間22日)のメッツ戦で8試合ぶりの5号を放ち、松井秀喜氏を越える通算176本塁打とした。

 日本人だけの記録とはいえ、米メディアも〝祝福ムード〟で「ショウヘイは日本生まれの史上最高の選手になる勢いで進んでいる。ドジャースで新たな遺産を築こうとしている。彼はまだMLBのポストシーズンを経験していない。チャンピオンシップを増やすことで自分のレガシーをさらに増やそうとしている」(クラッチポイント)、「大谷はメジャーわずか7シーズン途中で得られたのに対し、松井は10年間で175本に達した。大谷は余裕のある差で記録を保持することになる」(ブリーチャーリポート)なとと絶賛。

 さらにイチロー氏と比較し「米国に移籍する日本人選手はほとんど投手で、野手の多くは〝イチロー型〟でパワーよりコンタクトを優先している。大谷は明らかに例外だ。MLBでも際立っている」(Y!スポーツ)。大谷は打率(3割6分8厘)と安打数(35本)でも両リーグトップを走っており、コンタクト技術とパワーを兼ね備えた〝最強スペック〟になりつつある。