ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が3日(日本時間4日)にMLBネットワークのラジオ番組にゲスト出演し、大谷翔平投手(29)と開幕から1か月を過ごした感想を「話に聞いていたよりずっと良い」とあらためて述べた。

 ロバーツ監督は「表面的なところでは、選手としての話を聞いていたけど、我々はその選手の裏にある“彼”という人間を経験し、彼が本当に素晴らしいチームメートであること、とても頭が良く、好奇心が旺盛であることを知ったよ」と褒めるとこう続けた。

「走塁やストライクゾーンのコントロール方法など小さなことでも、どうやったらもっと良くなれるのだろうかと、スタッフらの意見をとてもオープンに受け入れている」

 メジャー1年目の山本由伸投手(25)との関係性については「彼はまた、山本のメジャー移籍もとても助けていて、私は見ていてとても楽しい」と明かした。

 3、4月の大谷は打率3割3分6厘、7本塁打、19打点。得点圏で38打数7安打、打率1割8分4厘だったことは気になるが、まずは好スタートだ。

「野球面においても、まだピッチングは見ていないが、打席で高いゾーン、速い球、低いスピンのかかった球などを打てたりと自分が見た中でも格別にうまく、本当に並外れた能力を持っていて、見ていて楽しい。彼のバットから飛び出す打球はレベルが違う」と感心しきりだった。さらなる爆発を期待している。