【高松宮記念・厩舎直送】ドゥラメンテ産駒が短距離路線も制圧へ　〝堅実派〟ルガルは気配良好「今回もスタートを決められれば」

高松宮記念2024

［ＧⅠ高松宮記念＝２０２４年３月２４日（日曜）中京競馬場、芝１２００メートル］

　ルガル（牡４・杉山晴）は前走で重賞初制覇を飾っての参戦。勝てば、２０１８年ファインニードル以来のＧⅢシルクロードＳ勝ち馬によるＶ、ドゥラメンテ産駒初のスプリントＧⅠ勝利となる。

「前回はゲートの出が良かったから。体のバランスが良くなったこと、京阪杯（２着）前にゲートで縛った効果があったんじゃないかな。今回もスタートを決められれば」

　吉松助手が確かな口調で説明する。現段階での馬体重は５３０キロ。１８日朝の気配も文句なく、馬房から穏やかな表情を見せていた。

「レースは５２０キロくらいで。状態は変わりないし、安定している。シルクロードＳと同じくらいの状態で出走できると思うよ」と同助手。

　芝の舞台では掲示板を外したことのない堅実派で、１２００メートル戦は３戦オール連対。ＧⅠのステージでも、好レースが期待される。

著者：東スポ競馬編集部