勝利後のジャスティンミラノと戸崎圭太
勝利後のジャスティンミラノと戸崎圭太

 牡馬クラシック1冠目のGⅠ皐月賞(芝内2000メートル)が14日、中山競馬場で行われ、2番人気ジャスティンミラノ(牡・友道)が差し切って優勝。V直後、鞍上の戸崎圭太は右手を突き上げてファンの声援に応えた。

 一方、敗れたジョッキーたちも戸崎を祝福した。レース後、ユーチューブのJRA公式チャンネルは恒例の「ジョッキーカメラ」を公開。2着・コスモキュランダに騎乗のモレイラ、5着・シンエンペラーの坂井瑠星のヘルメットに装着されたカメラは臨場感ある激戦の様子をとらえていた。

 中団から外に出したモレイラ。最後の直線で先頭のジャンタルマンタルをとらえたが、勝ち馬ジャスティンミラノにはクビ差で届かなかった。惜敗にもかかわらず、ゴール直後にモレイラは「オメデトウゴザイマス!」と流暢な日本語で戸崎を祝福。また、5着の坂井もゴールした後に「圭太さん、おめでとうございます!」を声をかけ、「一番いいところでしたね」と戸崎のポジション取りをたたえていた。

著者:東スポ競馬編集部