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〝最も偉大な2分間〟とも評される世界最高峰の舞台・ケンタッキーダービーで日本の競馬ファンを熱くさせたフォーエバーヤング。これまでの歴史を振り返ると「小差3着」は快挙であることは間違いないが、海外を相手に挑戦を続ける〝世界のYAHAGI〟にとっては悔しさの方が大きい2分間となった。

 レース後のインタビューでは声を詰まらせながら「ただひと言、悔しいです」と第一声。「馬は素晴らしかったです。日本の馬は全く慣れない環境の中でこれだけ走れる彼には本当に頭が下がります。ただ、あそこまでいったら勝ちたかったです。応援してくれた方、すみませんでした」と頭を下げた。

「この経験は今後に生かさなければいけないし、間違いなく生きてくると思います。もっともっと世界一の馬になれるように頑張っていきたいですね」。悔しい敗戦も糧にして。フォーエバーヤングとチーム・矢作は今後も世界中でのチャレンジ、そして歴史的な走りを見せてくれそうだ。

著者:東スポ競馬編集部