東京八王子西ロータリークラブ(神辺和幸会長)が3月21日、市内で活動するフードバンクのボランティア団体に、19万円相当の食料品を市を通じて寄贈した。

贈られたのは、米5キロ・79袋とツナ缶96個、麻婆豆腐の素などの中華ソース20箱。受け取ったのは(一社)フードバンク八王子、NPO法人フードバンク八王子えがお、NPO法人フードバンクTAMAの3団体。初宿(しやけ)和夫市長と各団体代表者も出席し、寄贈式が行われた。

神辺会長は「少しですが、子どもたちのために役立てていただければうれしい。来年も継続していきたい」と目録を贈呈し、初宿市長は「春休みは給食がなくなる時期。欠食がないようにという配慮から、この時期にいただいた。健やかな地域づくりにつながっている。ありがたい」と述べた。

フードバンクの代表者らによると、現在は物価高で寄贈品も減少傾向にあるという。