亀井野で総合建設業を営み、日本赤十字社の支援組織、日赤紺綬有功会の神奈川県会長を務める最上重夫氏(74)が4月1日付で、日本赤十字社(本社・東京港区)の常任理事に就任した。任期は1年。

常任理事は全国で13人。その内6人は全国をブロック分けした都道府県の理事から選ばれる。最上氏は関東甲越9都県を担当。日赤本社との会議に参加し、活動に関わることとなる。

大相撲藤沢場所の勧進元でもある最上氏は、2006年から同場所の開催に合わせて献血キャンペーンを実施。大相撲プラス献血というアイデアが功を奏し、現在では、日本屈指の最大規模と言われるまでになっている。加えて支援組織の県会長として事業の礎となる会員拡大などに尽力し、功績が認められた。

最上氏は「『人間を救うのは人間だ』の理念の下、献血活動など幅広く貢献していきたい」と抱負を語った。

献血キャンペーン

大相撲藤沢場所が開かれる4月13日(土)、秋葉台文化体育館で献血キャンペーンが開催される。受付は午前9時から午後3時。「血液は人工では造れず、長期保存もできない。命を守る活動にぜひご協力を」と最上氏は訴えた。