給食事業などを展開する(株)安田物産(安田幹仁代表取締役社長/深見西)が9日、横浜スタジアムの周辺で「フードドライブ」活動を行った。

フードドライブとは、未使用の食品を持ち寄ってそれらをフードバンク団体に送り、地域の子ども食堂や福祉施設などに届ける活動のこと。

この日は、プロ野球の横浜DeNAベイスターズの公式戦が同社の冠試合として行われた。フードドライブ活動は試合前から行われ、多くの野球ファンが未使用の米や菓子などを持ち寄った。

同社によると、今回は291点、59・4kgの善意が寄せられたほか、同社従業員や取引先などからも合わせて約3千kgが集まった。今後、寄せられた食品などは、同社からフードバンク等の団体に送られる。

同社の安田代表は「多くのご協力に感謝。今後も『地域応援企業』として、食べ物を必要とする方たちに届ける取り組みを進めてまいりたい」と話していた。