磯子区内に練習拠点があるプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」は5月11日、横浜武道館=中区=でファン感謝祭を開催。選手らが駆け付けたファンたちと交流を深めた。

3部制のイベントには、各部300人のファンが集結した。「選手との『45秒』をプレゼント!」と題し、参加者は当日の抽選で決められた選手と1対1で45秒の間交流。色紙やボール、ユニフォームなどにサインをもらい、少しの会話と記念撮影を楽しんでいた。

父や妹と一緒に参加した小池隼人君(8)は、「速攻の時のレイアップシュートが好き」というキング開選手との交流に笑顔。須藤昂矢選手にサインをもらった安藤結都君(9)は「写真も撮れて楽しかった。背が大きかった」と話した。

磯子区出身のキング選手は「直接感謝を伝えらえてよかった。最初のスポーツ観戦がビーコルだったという人も何人かいてうれしかった」、港南区出身の須藤選手は「今シーズンは結果が出せずに苦しい時も多かったが、皆さんの声援に背中を押してもらっていた。こうした場で少しでも感謝を伝えられたら」とそれぞれ語った。