例えば、日本のケンタッキーで生まれて世界中で人気を博している「チキンフィレバーガー」、オリジナルチキンと同様の調理法を用いている「骨なしケンタッキー」、さらに「コールスロー」や「ビスケット」と、いぶし銀なメニューには事欠きません。

もちろん、忘れてはいけないのが今回のメインテーマであるカーネルクリスピーです。オリジナルチキンも大好きですが、生来のズボラな性格から、骨がなく気軽に食べられるカーネルクリスピーがさらに好物である筆者が、あらためて食べてみました。

カリッとした衣、しっかりとした味

今回筆者が訪問したのは、幹線道路沿いの店舗です。

あいにくの雨、お昼前ということもあって、注文待ちはほとんどありません。セルフオーダーの機械を使って、注文していきます。1つ商品を注文するとおすすめの商品が表示されるので、ついつい悩んでしまい思いのほか、時間がかかってしまいました。

いつもであれば、本連載は店内で食事しますが、今回は特別にテイクアウトで食べることにしました。ちなみに、現在ケンタッキーのテイクアウト比率は7割ほどだそう。もともとテイクアウトに強いチェーンではありましたが、コロナ禍によってさらに比率が高まったそうです。

できるだけ提供したての商品を食べたい、そんなはやる気持ちを抑えながら帰宅して、開封していきます。

KFCの紙袋 いつ見ても、何度見てもワクワクする紙袋(筆者撮影)

カーネル・サンダースさんをあしらった紙箱 カーネル・サンダースをあしらった紙箱(筆者撮影)