近年、都心では大規模再開発が続き、2024年も多くのエリアで新たな事業が進められている。また2025年の万博開催に向け、関西エリアでも再開発の動きが活発化している状況だ。

このような開発の象徴的存在、ランドマークとなるのがタワーマンション(以下、タワマン)だろう。

利便性の高いエリアにあるタワマンは眺望の良さはもちろん、ラウンジやパーティルーム、ジムなどの豪華な共用施設、コンシェルジュの常駐など充実したサービスが魅力だ。

さらにセキュリティレベルの高さなど、「住まい」としての快適さや安全性で多くのメリットを備え、その資産価値も含めて人気は高まるばかりだ。

一方で、一般的なマンションや戸建て住宅とは異なるからこそ、気をつけたいタワマンならではのルールも存在する。今回はタワマンでの暮らしをより充実させる「7つの心得」をご紹介したい。

トラブルになりやすいゴミ出し

心得その1:ゴミが回収されるタイミングを逃さない

タワマンには、生活するうえで便利な機能やサービスが用意されている。

たとえばゴミ出しについては、24時間いつでも捨てることができる。各フロアにゴミ捨て場(ゴミステーション)が設置されているマンションが多いため、通常のゴミであれば部屋からすぐに捨てに行けるのだ。

集められたフロアのゴミは、清掃スタッフにより順次回収されていく。多くの場合、上階から下りてくる形で回収されるのが一般的だ。

たとえば8時から清掃スタッフが回収をスタートする場合、自分の住むフロアは何時ごろ回収に来るのかを把握しておくようおすすめしたい。