2023年11月、浜田市で、走行中の大型トラックから外れたタイヤが歩行者にあたりケガをさせた事故で、トラックの運転手と車を保有する会社の役員など5人が、業務上過失傷害などの疑いで書類送検されました。

2023年11月30日、浜田市三隅町の国道9号線で、走行中の大型トラックから左後輪のタイヤがはずれ、歩行者の当時75歳の男性にあたったもので、男性は頭や腰を強く打つ大けがをしました。

この事故を調べていた浜田警察署は、大型トラックが会社でタイヤ交換をした際、担当した社員が不十分な交換作業を行うとともに、責任者も確認を怠り、加えて運転手は、出発前の点検が不適切だった為タイヤがはずれたと結論づけました。

そして当事者である、浜田市内の運送会社の役員1人と社員3人を、業務上過失傷害の疑いで、また運転手を過失運転致傷の疑いで、13日に、それぞれ松江地検浜田支部に書類送検しました。