B1・島根スサノオマジックは10日夜、アウェイで広島ドラゴンフライズと対戦しました。勝率で並ぶライバルとのダービーマッチにチーム一丸で勝利。チャンピオンシップ進出へ望みをつなぎました。

アウェイ広島に乗り込んだ島根。エース・ビュフォードが欠場する緊急事態の中での広島との中国ダービー。広島は4連勝で3位島根と同率の4位。ともに負けられない直接対決です。
苦しいチーム事情のなか、試合序盤に攻撃の要になったのは安藤誓哉。キャプテンが第1Qだけで11得点をマーク!するとニック・ケイも続きました。
エース・ビュフォードを欠くなか、主力が踏ん張りスタートダッシュに成功します。
続く第2Qは、安藤とケイへのマークが厳しくなる中で魅せたのは津山尚大!

津山尚大選手
「1Qは、誓哉さんとニック中心で攻めていたんですけど、2Qからはぼくもしっかり空いてくるので、積極的に行こうと思ってプレーしました」

津山は第2Qだけで12得点と圧巻のパフォーマンス。島根が6点リードで前半を終えます。
後半も津山が止まりません。両チームトップの24得点をマークし、ビュフォード不在を感じさせない圧倒的な存在感を示しました。
終盤には、粘る広島に何度も詰め寄られますが、苦しい時の「ケイ様頼み」!頼れる仕事人が37分間のほぼフル出場!チームのために最後まで走りました。激闘の中国ダービーを制した島根。CSに望みをつなぐ大きな1勝です。

津山尚大選手
「きょうはブースターのみなさまの応援がないと勝てなかった試合なので、本当に感謝しています。これからあと9試合レギュラーシーズンありますが、チャンピオンシップに向けて頑張りますので、応援よろしくお願いします」

島根は次節、13日からホームで2連戦。西地区首位の琉球を迎えます。