韓国による不法占拠が続く竹島をはじめ、領土問題について学ぶ科目が島根大学に新設され、13日、初回の講義が開かれました。

この講義は、竹島について詳しく学びたいという学生からの声を受け、島根大学法文学部の舩杉力修教授が、単位取得のできる教養科目として今年度、新たに開講しました。

講義には10人の学生が参加。イギリス・フランス間であった領土問題の事例を参考に、国際法の観点から竹島の不法占拠の問題点を学びました。
領土問題に特化した科目は島根大学では初めてだということです。

受講した学生:
「もっと真剣に、他人事と思わずに学んでみようという思いが生まれました」
「世界にはたくさんの問題があることを知ることができ、新しい発見ができました」

島根大学法文学部 舩杉力修教授:
「領土問題を相手側のことも含めて理解して、国際紛争を理解して解決できるような人材になってもらえれば」

この新科目では、隠岐の島町でのフィールドワークなどを含め、全15回の講義・実習が予定されています。