日本を代表するクルーズ客船「にっぽん丸」が30日、8年ぶりに浜田港に寄港しました。

午前8時過ぎ、浜田港の福井ふ頭に着いたのは、日本を代表するクルーズ客船「にっぽん丸」です。大型連休にあわせた日本一周クルーズの途中で、浜田港には約8年ぶりの寄港です。
全長約166メートル、総トン数は2万2000トン。7階建てで、客室約200室を備えています。
今回のクルーズには、日本人381人が参加。島根県の丸山知事や浜田市の久保田市長が、降り立った乗客一人一人に観光パンフレットや島根のPRグッズなどを手渡しました。歓迎式典では、船長に花束や記念品を贈り、8年ぶりの寄港を歓迎しました。

乗船客
「石見銀山に行きます」
「神楽を見にきました」

乗船客はこのあと、バスで世界遺産の石見銀山や津和野、出雲大社など県内の観光地へ向かいました。

島根県・丸山知事
「たくさんの県内各地を巡っていただけることをほんとうにうれしく思っています」

今回は大型連休にあわせた日本1周クルーズで、4月27日に横浜港を出発、5月6日に横浜港に戻る10日間の行程です。浜田港を出航した「にっぽん丸」は、日本海を北上し、石川県や山形県、岩手県に寄港、ツアー客が現地で観光を楽しむということです。