能登半島地震後、不漁が続く富山湾のベニズワイガニやシロエビなどの海底調査が13日から始まりました。

この海底調査は県水産研究所がおこない、富山湾の70箇所の海底の堆積物を採集し、海底環境を明らかにするものです。

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13日は、漁業調査船「立山丸」に県水産研究所の職員14名が乗り込み、魚津から朝日の沖合300メートルから700メートルの海底を調査します。富山湾では能登半島地震の影響によって海底地すべりが発生し、海底地形の変化が報告されています。

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そのため、海底に生息するベニズワイガニやシロエビなどの不漁の原因究明に関心が集まっています。

富山県水産研究所研究員・藤島陽平さん:「なるべく地震がおこった影響というというものを、なるべく早く漁場者さんに伝えるということが大切というふうに考えています」

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