24日、山形県内の農業関係者が集まり、高品質なコメの生産を目指す会議が開かれ、去年、猛暑の影響で県産米の一等米比率が低下したことを受け「温暖化に対応した米づくり」を行っていく方針が示されました。

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県農林水産部 星里香子 部長「令和6年度は1等米比率の復活を命題として、米作りに取り組む必要があります」

県内の農業関係者で構成されている『米づくり日本一運動』では、3年ごとにテーマを変えて高品質な県産米の生産に取り組んでいます。

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新たな今年からのテーマは「温暖化に対応した米づくり」。

県産米の1等米比率は例年、95%前後のところ、去年は猛暑の影響で過去最低の45%で全国で31位に落ち込みました。

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それを受け今年は、高温に負けない生産体制として、一等米比率全国1位と新品種の導入の2つを目標に掲げました。

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高温耐性品種の雪若丸の作付けを現在よりも1000ヘクタール拡大することや、高温時にメールで知らせてくれる高温アラートの導入などを行っていくということです。

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県農林水産部 星里香子 部長「今年も異常高温の可能性もあるということで、この暑さに負けない米作りをしっかり進めていかなければならない。農家の皆さんの参考になるような情報を、タイムリーにお届けできるように努めていきたい」

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