元乃木坂46の生田絵梨花(27)の1stEP「capriccioso」(カプリチョーソ)が10日、リリースされ、収録されている「SUPER BEAVER」の柳沢亮太が提供した楽曲「だからね」のMVも公開された。
「capriccioso」は、生田自身が作詞作曲した楽曲を中心に、歌とピアノでリスナーの日常に寄り添う音楽を紡いだ作品。タイトルの「capriccioso」は“気ままに”“気まぐれに”という意味の音楽用語で、生田が名付けた。
「だからね」は生田が日々何を感じ、どう音楽に向き合っているかを直接、顔を合わせて話し、柳沢が楽曲を制作したという。MVでは、SUPER BEAVERがインディーズ時代に初のワンマンライブを行った下北沢CLUB251で、生田が1分超のアカペラを披露。モノクロの映像は生田の真剣な表情を映し出しており、言葉ひとつひとつを大切に歌う姿にはソロデビューへの強い決意がにじみ出ている。
生田は同曲について「考えや感情は日々彷徨(さまよ)って、時にがんじがらめになったり見失うこともあるけれど、柳沢さんに『だからね』という楽曲をいただいて、戻ってこられる心の居場所ができたような感覚でした。みなさんにとってもそんな楽曲になるように、大事に歌い続けていきたいです」と説明。MV撮影も振り返り、「MVの冒頭のアカペラはまさにファーストテイクだったので、しびれましたが、張り詰めた空気の中で、言葉のひとつひとつがびしびしと心に響き渡っていきました。そのライブ感がそのまま画面を越えて伝わるといいな、と思います」と明かし、「SUPER BEAVERさんが立っていたライブハウスの空間を全細胞で感じながら、この曲を歌えて、うれしかったです。ぜひ聞いてください」とコメントした。