女優の浜辺美波(23)、歌手で俳優のGACKT(50)、狂言師で俳優の野村萬斎(58)らが22日、都内で行われた映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の制作報告会に登壇した。
眞邊明人氏の同名ビジネス小説を、武内英樹監督が実写映画化。コロナ禍真っただ中の2020年の日本を舞台に、政府は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」という前代未聞の計画を実施する。
最強内閣の動向を見守るテレビ局の新人記者役の浜辺は、内閣総理大臣を務める徳川家康を演じた野村との撮影でのエピソードを披露。「私は緊張してしまうと変な事を口走ってしまう癖がありまして、萬斎さんに『狂言って、汗かくんですか?』と聞いた。萬斎さんが『かきますね。ただ不思議な事に僕は、首から上はかかないんだ』と、初歩的な質問にも丁寧に答えてくれて、あっ“優しい方なんだな、この撮影は大丈夫だな”と思いました」と振り返った。
経済産業大臣を務める織田信長を演じたGACKTは、武内監督と映画「翔んで埼玉」でもタッグ。「オファーがあった時に、まず最初に話を聞かないで断った」とぶっちゃけつつ、「武内監督が一番求めていることを聞いたら『一番カッコいい信長をやってほしい』と言われて、『それなら、もしかしたら出来るかもしれないですね』と(答えた)」と明かした。武内監督がGACKTについて「現場で異様に怖くて、一人ずっと浮いてました」と語ると、GACKTは「意図はしてないんですけど、キャラクター的に“もしかしたらほかの共演者の方と仲良くなっちゃいけないのかな?”とか僕なりに色々感じて。最初に僕に声をかけてくれたのは、高嶋(政宏)さん。で、その時に話したのがSMの話なんです。それをきっかけに、ほかの方は誰も話してくれなくなりました」とまさかの裏話を披露した。