男性が、やっとの思いで抱きかかえている大きなサメ。宮崎市を流れる大淀川の河口付近で釣り上げられました。

サメを釣った河野貴一郎さん
「ガンッて衝撃があった瞬間に、手首ごと持っていかれるように走られて」

 体長1メートル26センチ、体重18.5キロほど。凶暴で人を襲うこともあるオオメジロザメとみられます。主に熱帯の海域に生息し、国内では沖縄より北には生息しないと言われていました。

 今回、なぜ宮崎市の川で発見されたのでしょうか。専門家は、海水温上昇などの影響を指摘します。

日本さかな専門学校講師 緒方悠輝也さん
「年々、熱帯性の魚が宮崎県でも数多く確認されるようにはなっている。川の中まで入ってくるサメがいることを頭に入れといてもらいたい。サメを刺激するようなことをしないようにすればいいと思う」

(「グッド!モーニング」2024年4月29日放送分より)