ウクライナ東部で「5集落を制圧」ロシア国防省 砲撃防ぐ“緩衝地帯”目的か
ロシア軍は10日朝から国境を越えウクライナ側に侵入し、5つの集落でウクライナ軍と激しい戦闘を続けていました。
これについてロシア国防省は11日、いずれの集落も制圧したと発表しました。
こうしたロシア軍の動きについて、「ウクライナ側からの砲撃を防ぐため緩衝地帯を作ろうとしているのではないか」という見方が出ています。
一方、ハルキウ州の知事は「5つの村すべてで依然、激しい戦闘が続いている」としたうえで、住民2500人以上を避難させたと明らかにしています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ロシアの攻勢を阻止し、主導権をウクライナに取り戻さなければならない」と訴えました。