4月3日(水)深夜24時30分から、ドラマNEXT「好きなオトコと別れたい」 がスタート!

“好きだけど別れたい…”デジタル恋愛コミック誌「comic tint」(講談社)に掲載された藤緒あいによる同名作を実写ドラマ化! 将来を考えるアラサー女性会社員が、別れたくても別れられない!ダメ男の魅力にハマり、その沼から抜け出せないループな恋を繰り広げる。さらにハイスペックな年下イケメン男子も現れ…! 女性共感度100%!リアルでもどかしい大人の葛藤ラブストーリーをおくる。

好きなオトコ

ダメ男の魅力にはまり、別れを切り出しつつも結局別れられずにいる白石郁子役を堀田茜が、定職に就かず、郁子の家に居候するヒモ男ながら憎めない性格の黒川浩次(ひろじ)役を毎熊克哉が演じる。

【動画】ドラマNEXT「好きなオトコと別れたい」予告

「テレ東プラス」は、堀田茜×毎熊克哉の恋愛トークをお届け!

「浩次と一緒になるのは不安でしかない。それでも郁子には、“浩次以上の人にはきっと出会えない”という確信がある」(堀田)


――まずは、それぞれの役に対する印象からお聞かせください。

堀田「2人とも愛らしいところがあり、郁子の浩次に対する気持ちもわかるなーと(笑)。
一言で言ってしまうとダメ男なんですけど、浩次には良いところがたくさんあって、ほだされてしまう気持ちもわかるし、2人とも見返りを求めず、ただ一緒にいたいという真っすぐな想いが刺さったので、そういうところを大切にしながら演じています」

毎熊「浩次は34歳で無職でヒモ…彼なりのコンプレックスや生きづらさはあると思うんですけど、やはり思うところはありますよね。僕も20代の頃はお金がなかったし、しょうがない時期はあると思うんですけど…。
でも、人の幸せは世間が決めることじゃないし、浩次は一人だけでは幸せを見つけられない気がするんですよ。郁子と一緒にいることで幸せを見つけられるような…2人はそういう相性のキャラクターなのかなって思います。
世間の見られ方と“ねぇねぇ”とすり寄っていく浩次、その狭間で揺れ動く郁ちゃん…すごく魅力的なキャラクターだなと思います」

――お互いのお芝居についての印象はいかがでしょう。

堀田「毎熊さんは、本読みの時点ですでに浩次にしか見えないなと思っていて、どうしても人に愛されてしまう、みんなが愛したくなってしまうような魅力がある方。それってセリフではなく、その人が纏っているもので決まると思うんですけど、毎熊さんには多くの人に愛される雰囲気があり、浩次にぴったりだなと。安心して身を任せるなと感じました」

毎熊「何年か別れたりくっついたりを繰り返しているという設定なので、お芝居そのものよりも、2人がどうやって一緒の時間を過ごしているかということの方が重要だと思っています。
実はまだ、本読みで会って5日目なんですよ。どんなに頑張っても、肉体的、精神的な距離感ってお芝居や映像に出てしまうような気がして心配だったんですけど、僕も本読みの日、なんとなく“これは大丈夫だな”と。自分の芝居のプランとかそんなのはどうでもよくて、“堀田さんとだったら、この作品を良くできるな”と思って安心しました。5日間より、もっといっぱい一緒にいるような感じがします」

堀田「出会って数日とは思えないくらい、すでに濃厚な撮影をしているので(笑)。これからもっと良くなっていくんだろうなと思うと、すごく楽しみです」

好きなオトコ

「僕は人に甘えるのが苦手タイプ。甘え上手な浩次がうらやましいです」(毎熊)


――役について、“自分とここが似ているかも?”というポイントがあれば教えていただけますか?

堀田「私は、お母さんのようになってしまう郁子の気持ちがものすごくよく分かります。どうしても周りの世話をしたくなってしまうというか…。あと、浩次のようにスッと懐に入ってくる人に心を開いちゃうところは似ているなと思います」

毎熊「浩次との共通点…(笑)。逆に似てないと思うところはいっぱいあります。例えば、僕は長男なんですけど、人に甘えるのが苦手。人に迷惑をかけたくないと思うタイプなので、甘え上手な浩次がうらやましいです」

堀田「私も甘え下手です…(笑)」

毎熊「そんな感じする(笑)。だからうらやましい、人にご飯を食わせてもらって、『じゃあな!』って言える浩次が」

堀田「似てると言われるとたしかに難しいんですけど、毎熊さんの色気? 歩いてるだけで感じるフェロモンみたいなものは重なるのかな」

毎熊「ありがとうございます。フェロモンって、香水みたいに振りかけられたらいいんですけどね(笑)」

――ドラマでは、郁子の会社の後輩として、青山(木村慧人 FANTASTICS)が登場しますし、郁子は“婚活”という現実を見つめて動こうとするシーンもありますが…。

堀田「青山くんは、9.9割の女の子は好きになってしまうと思うぐらい完璧な男性ですが、浩次のように抜け感のある男性の良さを知ってしまうと、青山くんのような完璧な人は、逆に居心地が良くないというか、惹かれづらいのかもしれません。
でも物語が進むにつれ、青山くんにも良いところがあって、“青山くんとだったら幸せになれるのに”と思うところがいっぱい出てくると思うんです。そんな青山くんを前にしても浩次と別れられない郁子の気持ちも、ものすごく良く理解できるんですよね。一緒になるのは不安でしかないけど、それでも郁子には“この人といたい…浩次以上の人にはきっと出会えない”という確信がある。今回の作品を通して、郁子から学ぶことも多いです」

好きなオトコ▲第1話より。青山役を演じる木村慧人(FANTASTICS)

――堀田さんも郁子のように、自分の気持ちを大切にして進んでいきたいと…。

堀田「そうですね。肩書とかそういうものではなく、常にその人の魅力を見つけられる人でありたい…それは郁子から学びました。ただこういう仕事をしていますし、どうしても世間の目は気にしてしまいます…」

毎熊「すごいですよね。堀田さんが浩次のような人と付き合っていて、もしもそういう記事が世に出たら…」

堀田「(爆笑)」

――特に印象的だったシーンやセリフは?

堀田「いっぱいありますけど、何気ない日常のシーンの居心地が良くて、撮影していても楽しいんですよね。2人で朝ごはんを食べるとか、そういうシーンが2人の空気感を作っていくので、大切にしながら演じたいです。
1話の冒頭、浩次が郁子の家の前で待っているシーンがあるんですけど、そこはキュンとしちゃいました(笑)。これが浩次なんだと思いましたし、郁子が家に入れちゃう気持ちがものすごくよく分かったので…私もときめきました」

毎熊「僕は何話か覚えてないんですけど、酔っぱらってる郁ちゃんがすごい可愛いいんですよ。酔っぱらってダメダメになっちゃうみたいな…」

堀田「郁子は浩次と付き合う前はちゃんとした人と付き合ってたんですよね。でも、そういう人には自分の素を出せないというセリフもありました。フィーリングというか、出会うべくして出会ってしまった2人なのかなと思います」

毎熊「浩次にとって郁子は特別なんだけど、基本浩次って、近所のおばあちゃんや少年とか、誰に対しても一緒なんですよ。良くも悪くも自分がないのかもしれない。シールドや棘がない人間で、ただただこの地球で生きてるという…。それがもしかすると、するっと人との距離を縮めてしまう秘訣なのかもしれないですね」

堀田「登場人物のキャラクターが立っていて、全員を愛していただけると思うので、自分が郁子の立場なら浩次についてどう思うかなど、想像しながら楽しんでいただけるとうれしいです」

【堀田茜 プロフィール】
1992年10月26日生まれ。東京都出身。ドラマ「アバランチ」「恋と友情のあいだで」「インビジブル」「私と夫と夫の彼氏」など、多数出演。バラエティー番組やCMでも幅広く活躍している。

【毎熊克哉 プロフィール】
1987年3月28日生まれ。広島県出身。2016年、主演映画「ケンとカズ」で多くの賞を受賞。映画「万引き家族」、「空飛ぶタイヤ」、NHK連続テレビ小説「まんぷく」、ドラマ「今際の国のアリス」シーズン2、「サンクチュアリ-聖域-」、「セクシー田中さん」など多数出演。大河ドラマ「光る君へ」にも出演している。

【第1話】
好きなオトコ
働くアラサー女子・郁子(堀田茜)の彼氏は、定職に就かず居候しているダメ男・浩次(毎熊克哉)。30歳を目前にして結婚や将来に不安を覚えた郁子は、浩次との関係を清算し本気で婚活を始めようとする。だが結局、浩次の事が好きすぎてズルズルと関係を続けてしまう。そんなとき会社の後輩でハイスペ年下イケメンの青山(木村慧人)が海外勤務から戻ってきたため、乗り換えるチャンスだと後輩・ナナ(紺野彩夏)が焚きつけて…。